いつもほなみ鍼灸治療院をご利用頂きありがとうございます。

以前から保険治療をメインに利用している方には、「お宅は高いね」と数知れないほど

言われ続けてております。

「当院は実費治療ですから」と説明してもまず分かってもらえません。

ただ、共通しているのは「受けていないのに言われてしまう」ことです。

ですのでこの場を借りて少し、言い訳させて頂きます。

というのも保険治療なら自己負担分で済んでしまうし、毎日通うこともできます。

それこそ5500円なら10回通えちゃうというのも一理あります。

しかしながら全体治療が必要な人の場合、10分の治療を3日続けているうちに

最初の部分はもう元に戻ってしまう場合が多いのです。

そこに良くならない落とし穴があるのです。

最低限の関連部位は一度にまとめてアプローチしないとよくならないのです。

特に慢性疾患の場合は間違いなく言えるでしょう。

ですからあながち5500円は高い!と決めつけてしまうのもどうかと思います。

ジャンパー膝を例えにすると、まずは最低10分は腿全体を湿熱で温めたいですよね。

患部に超音波も掛けたいし、表も裏も鍼も打ちたい。モビリゼーションもストレッチも・・・となると

もうとても10分や20分では出来ませんよね。

これを今日は局所、明日は関連部位、また次の日は・・・ってやってるうちにやはり局所の痛みが戻って来てしまう・・・。

だからしつこいほど患部だけの治療を永遠と続けるわけですが・・・。

もともと大事な患部に掛けられる時間が足りないのでどうしても効果が出ないのです。

追い打ちをかけるように「鍼の使用本数制限」なんか決められていれば、もうどうにもなりませんよね!?

つまりはこういうことなんです。

逆を返すと、そこまでできるのが実費治療の良さなのです。

当然それで完治・・・とはならないですが、掛けた時間分はよくすることができるのです。

少なくとも直後効果が同じはずがありません。

長々と書いてしまいましたが・・・、

さて、あなたはどちらを選びますか?