いつもほなみ鍼灸治療院をご利用頂きまことにありがとうございます。
最近、施術時間に対しての問い合わせが何件か相次いだのでトラブルの無きようここに
まとめさせていただきます。
長くなりますので要点を下記にまとめますのでお急ぎの方はそこだけお読みください。
①施術に必要な時間の調整は当院でさせて頂きます。(施術時間が1時間未満でも料金の割引きはありません)
②施術時間を明確にさせて頂きます。 (10分以上の無料施術は致しません)
③施術内容はお決め頂いた施術時間で終了する範囲内とさせて頂きます。
④鍼施術はリラクゼーションマッサージとは根本的に違います。 【重要】
上記4点のお願いとしてまとめさせていただきました。
お時間のある方はもう少しお付き合いください。
順番が前後しますが、一番大切な④からご説明いたします。
リラクゼーションマッサージとは読んで字のごとく「施術の気持ち良さを重視するもの」
と当院は考えております。つまり持続効果や変調効果を狙ったものではないということです。
ですので時間~円という概念が成立できるのです。
1時間なら1時間を最大限寛げることに重点をおいた施術なのです。
しかし「鍼」は肩こりにせよ腰痛にせよあくまで「治療」なのです。
④で言いたいことはまさにこのことです。
つまりリラクゼーションマッサージと鍼治療は全くの別物としてご理解ください。
なぜかというと、治療には「最適な時間」という概念が存在します。
30分が最適な治療の疾患もありますし、症状、受け手の体質といった要因も絡んできます。
30分が最適なのに60分の時間の予約だからといってサービスで余計な鍼を打てばとんでもないことになります。
これらを明確にするために初回のカウンセリングのお時間をとっているわけです。
これが①の詳細説明となります。
②と③は重複する点もあるのですが、例を挙げて説明させて頂きます。
肩こりの治療を例にとると一通り鍼を打って筋肉が緩んだにもかかわらず、
ほかの部分のコリが辛く感じられ今一つスッキリしないことが良くあります。
これは手抜きでしょうか? いえ、違います。
施術した部位としていない部位の筋肉のテンションが大きく差ができた為、こう感じられるのです。
誰にでも出現しうる正常な反応です。
これを追いかけてしらみつぶしに鍼を打つと数時間後にはとんでもない揉み返しならぬ鍼返しがきます。
逆に少し我慢をして頂いた数時間後には全体としてすっきりと楽になっているのを実感できるはずです。
ですから物足りなくとも適切と判断したところで終了することはとても大切なことなのです。②
最後に③ですが、お客様の中には最後の最後まで我慢して鍼治療に来られる方がいらっしゃいます。
当然どこもかしこも鉄板のようなコリだらけ・・・これを1時間で取ってくれというのは土台無理な話です。
②とリンクしますが、時間を詰めれば詰めるだけ仕事も雑になる可能性があります。
ですので、施術しながら余計にお時間が必要な場合は、有料の時間延長か終わらずとも時間内で終了するのかをお聞きします。
事前に延長の御意思がないお客様はどうぞあらかじめおつたえください。
長々と書き連ねましたが、良い治療でお客様に対応させて頂くための諸注意ですので、ご理解のほど宜しくお願い致します。