いつもほなみ鍼灸治療院をご利用頂きありがとうございます。
先日、寒い→雪が降る→ぎっくり腰が増えるとのくだりで話をさせて頂きました。
なぜこんな切り口かと申しますと、私自身「ぎっくりもどき」を経験したばかりなのです。
正確には「腹直筋症候群」と「背筋挫傷」と「急性胃痙攣」が複合的に折り重なってそれはそれはの
大激痛に見舞われたのです。まあ、三つが同時にというのも珍しいといえば確かに珍しいのですが・・・。
本当に「この世の終わりが来た!?」かと思う痛さでした。CT検査で異常がなかったのを疑うほどでしたから。
正直ここまでの痛みは「優秀な鍼灸師」でも手に負えませんでした。
でも振り返れば、「あそこで確かに捻ったな!?」とか「ストレスが溜まっていたかも」などと
冷静に分析できるわけなんです、冷静になれば・・・。ですから冷静に相手の話を聞かないといけませんよね。
それとこの痛みの経験もある意味「財産」なんですね。ここまで痛くても大丈夫な場合もあるんだよ・・・と。
患者様も痛みを知ってる人が話を聞くほうが、教科書でしか知らない人よりか数倍安心できるのではないでしょうか?
勿論、必要であれば抱え込まず、早めに医療機関受診をお薦めしております。
判断の遅れが命取り・・・ということも今まで多数見てまいりました。幸いにも私、判断を誤ったことはございません。
すべては「経験」に裏付けされた「見極め」が肝心なんですね。
今回は良い経験?だったかどうか・・・YESはまだ心から思えませんが、かかわる患者様のお役に立てる経験だった・・・そう思うことにします。