いつもほなみ鍼灸治療院をご利用頂きまことにありがとうございます。
ここ数年、「痛みは脳が作る」ということをTVや専門誌などのメディアで騒がれだしているのをご存知でしょうか?
私自身、このことを知ったのはもう15年以上前のことです。
当時はまだこのことは科学的に検証されていなかったのか、それほどクローズアップはされていなかった気がします。
しかし多くの腰痛・肩こり・頭痛患者様を治療していくなかでかなり的を得た仮説だと確信しておりました。
要約しますと、「脳は耐え難い心理的ストレスを感じると抑制できない部分を自身の一番弱いところに痛みをあたえて恒常性を維持する」
ということだったと思います。
つまり日常的に腰痛や肩こりの自覚がある人に対しては、強いストレスが掛かった時に強く症状がでるということのようです。
ここで取り上げられているのは痛み=慢性痛のことのようですが、私自身過去に重度の腰痛を患った時にまさに一致していました。
もともとあった腰痛がひどくなる時は決まって心的ストレスが掛かったときでした。ストレスを忘れた時は痛みは無くならないものの、
通常レベルまで不思議と戻っているのです。
実はこの経験と気づきから当院の治療コンセプトはスタートしました。
他院では絶対に教えてくれないヒントがそこにはたくさん詰まっております。
その一つが姿勢改善になるわけですが、もっと大事なことはそこにありません。
次回、もう少しだけその秘密を明かそうかと思います。どうぞご期待ください。